本棚の前が定位置

毎日何か読んでます。次どの本読もうかな〜という幸せな悩みの手助けができれば

言葉の力/朝礼のネタにいかがでしょうか

こんにちは。

突然、会社の朝礼スピーチの
順番が回ってきて
必死になって考えました。

せっかくなので
こちらに貼ります。

朝礼スピーチのネタに困った
同じ境遇の方の助けになれば。

_______

私は3年前に縁もゆかりもない
土地に越してきて、
地域に馴染めたらいいなと思い
読み聞かせボランティアに
参加しています。

仕事が翻訳関連なので
子供たちにも
翻訳した文章に少しでも
親しんで欲しくて
海外の本をできるだけ
選ぶようにしています。

読んでいると、
子供たちに反応のいい本と
そうでもない本があって、
その話を他のボランティアの方と
していたときに
こんな説明を受けました。

「翻訳して本の内容が伝わるのは
もちろん、大事。
ただ、絵本は親や先生が子供たちに
読んで聞かせることが前提だから
読んだ時のリズムも同じくらい大事。
読み手がそのリズムに乗って
話に入りこんで読めると、
子供たちも同じく話に
ついてきてくれるよ」と。

言われると
当たり前といえば当たり前
なんですが、
「読んで聞かせる」ことまで考えて
翻訳されている本は
子供たちが本を楽しむとういう
力を生み出しているんだなと
私は感じました。

つまり、
言葉は力を持っていますが
その力は伝える相手
読む相手、聞く相手のことを
考えた時に生まれるのかなと
思います。

言葉は誰にでも使えるので
軽く考えてしまわれがちかも
しれないのですが、
せっかく翻訳という業界にいて
言葉の力を伝える仕事をしているので
言葉が持っている力のすごさや
力がある理由を考える日が
あってもいいかなと思い
題材にしてみました。

ご静聴ありがとうございました。

_______

以上です。

 

ボランティアの話は特に必要なくて
子供に読む絵本の選び方、みたいな
出だしでもよかったな、と思います。

読んで頂いて、ありがとうございました。