自粛期間の「読む旅」3冊(一つはaudible)
こんにちは。
突然ですが、旅に出たいですね。
海外に行けないとなると
行きたくなる。
ということで「読む旅」を
楽しみましょう。
今回は過去の旅、3冊いかがでしょうか〜。
- 不思議の国のバード by佐々大河
現在(2021年4月)8巻まで出てます。
明治時代、イギリス人のバードが
通訳に伊藤(イト)を連れて、
日本の風土を知るため旅へ!
日本ですが、明治期なので
「現代日本と似てる国」ぐらいの
イメージですね。
イギリス人のバードの方が
身近に感じる存在に。
日本巡りながら、異国を旅している
不思議な感覚に浸れます。
19世紀後半の中央アジアの生活が
緻密な絵で描かれた漫画です。
イギリスから来たヘンリー・スミス氏が
当時の生活を研究して記録しながら
旅をする様子が描かれています。
現代から見ると、
過酷な生活も
(たまにすごい贅沢な生活も
登場しますが)
人の営みって美しいよねと
「ほうっ」とため息が出てくる
お話ばかりです。
13巻で政情不安、治安の悪化から
スミス氏は研究旅行を辞める決断をします。
コロナが収まっても
私たちが自由に旅できるかどうかは
分からない状況ですね。
旅行をする自由のありがたみを
感じる漫画です。
- 世界史とつなげて学ぶ中国全史 by 岡本隆司(aubible)
実は急に旅をしたくなったのは、
この本を読んだからです。
中国史を世界史と絡めながら
解説していく、ありそうでなかった
画期的な内容です!
銀の世界流通と中国経済とか
年代が同じことは分かっていても
分けて学ぶとリンクしないんですよ。
受験勉強の時に
この本があれば、、と
思わずにはいられませんでした。
音声だけだと付録の地図が
見れないのはきついですが
あとで見るとして、
中国大陸に広がる悠久の歴史に
圧倒されましょう!
中国史は都が色々動いて
覚えられなかったのですが
「なぜそこを都にしたのか」
が分かるとすごく納得。
世界史とつなげて学ぶアメリカ史
世界史とつなげて学ぶ日本史
世界史とつなげて学ぶイタリア史
などなど、シリーズ化を望みます。