本棚の前が定位置

毎日何か読んでます。次どの本読もうかな〜という幸せな悩みの手助けができれば

Who HQ シリーズ:芸術家になりたいアンディ・ウォーホル

こんにちは。

 

WhoHQシリーズ、

チンギス・カンの次は

なぜか「アンディ・ウォーホル」と

決めていました。

 

近代以前と現代を行ったり来たりするのも

時間旅行みたいで面白いです。

でも、決めた理由は単純で

近所のギャラリーに

キャンベルの絵が飾ってあったからです。

 

刷り込みって影響力ありますね。

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WhoHQの本はこちらです。

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written by Kirsten Anderson

 

以前、読んだJudy Blumeと同じ

作家さんです。

その点でも安心。

https://thousands.hatenadiary.com/entry/2020/11/23/215658:title%255D

 

さて、意外だったのは

ウォーホルは「芸術家になりたかった」

ということ。

絵を描く才能は小さい頃からあったけど

イラストレーターとして成功しても、

自分の作品は画廊には飾られない。

これに納得がいかない。

 

芸術家として認められたい。

自分の作品はどうして芸術と

みなされないのか。

 

ウォーホルのすごいところは

当時の現代美術「抽象表現主義」に

作風を変えておもねるわけではなく、

自分の表現したい方法で

芸術家を目指すところ。

ここから、ポップアート

花開くわけです。

(イギリス初のこのアイディアが

アメリカで批判された時代です)

 

自分自身の芯がしっかりあるのが

表現者として重要ですよね。

 

有名なキャンベルスープの着想を

知人から50ドルで買ってるストーリーも

びっくりしました。

 

まだ5章で、芸術家としては

評価されていない

ウォーホルがどう進んでいくのか

楽しみです。

すっきり!子育て中のモヤモヤを言語化/読書する女たち

こんにちは。

 

今回は子育中にモヤモヤしたら

自分の状況を

言語化するだけでも

ずいぶん救われる。

と気づかせてくれた本です。

 

きっけは、WhoHQシリーズの

グロリア・スタイネム

RBGを読んでから

フェミニズムの歴史」に

興味が湧いたものの

とっつきにくさも感じて

入門書を探していたところ、

本屋さんの棚で偶然

見つけたのはこちら。

 

読書する女たち byステファニー・スタール

訳 伊藤尚美

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表紙がいいのか悪いのか、、

ほんわかしたイラストに合わない

骨太スタイルの文章です。

(翻訳のせい?読みにくい訳ではないです)

 

原書の方が内容と合ってると

思いますが、、

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日本で「フェミニズム」という

言葉に抵抗を感じず

私みたいにちょっと興味あるかも、、

という人に届けるのは

この方法が良かったのでしょう。

 

フェミニズムは横に置いておいても、

女性が感じる、育児中のモヤモヤを

上手に言語化していて

すごく気持ちいいです。

 

子育中、ストレスが溜まっていると

感じても

原因を探す前に子供に呼ばれ

家事に追われて

そのままモヤモヤってよくあります。

筆者はそれを読書で解決しようと

試みました。

 

先に言うと、

モヤモヤの解決は自分自身で

行うことが前提です。

 

ただ、歴史や社会の成り立ち、

世界共通(少なくとも

アメリカと日本は多くの部分で

似ていました)の子育ての苦労の理由を

客観的に知ることで

なぜモヤモヤしているのか

わかってきます。

 

その中で、

社会的な「女性の役割」を

変えられないのかという

働きかけとともに

フェミニズムの講義を受けて

色々考えが進みます。

 

筆者とは正反対の意見、

年代の違う意見、

極端な意見もあるので

読みながら思考が深まります。

 

講義は堅苦しい部分もありますが

間で、

家事、育児や友人との会話など

すごく現実的なシーンが挟まれて、

思索と現実の間を

行ったり来たりしながら読めるのが

飽きずに読み続けられた要因です。

 

たしかに不平等だと感じる

構造や社会的枠組みはありますが

すぐには変わらない。

それを理解した上で、

何か少しでも改善しながら

前に進もう。

というのが私の結論です。

 

子育てを始めるまで

その不平等さや社会構造による

辛さの存在を知らなかったのも

モヤモヤの原因だったかと

気付きました。

知っていて、舵を切るのと

知らないで突然放り出されるのは

全然、違いますよね。

 

子供たちの時代には

さらにいい方向に社会が

変化している!と

信じて進みます。

習慣で「なりたい人物」になる/Atomic Habits

こんにちは。

 

audible継続中です。

細切れですが、リスニングタイムを見ると

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こんな感じで、平日1時間は

聞いてるようです。

 

今週、繰り返し聞いているのは

ジェームズ・クリアー式 

複利で伸びる1つの習慣

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原題の「Atomic Habits」

の方が内容をよく表してると思います。

1日1%の変化でも

365日で37倍!!

1日の1%って15分ですよ。

最小単位が集まって大きくなるんですね〜。

 

習慣化はよく言われますが、

モチベーションなんかあてにならない、

とばかりに

どうやって「良い」習慣を根付かせて

「悪い」習慣を遠ざけるかを

さまざまな点から語り尽くしています。

 

一番、記憶に残ったのは

習慣がアイデンティティを形成する

という部分。

 

人の人生は毎日行う行動の

積み重ねであり、

毎日楽器を弾く人は

ミュージシャン/音楽家

毎日絵を描く人は画家、

という「自分は何者か」は

日々の行動で決まるのです。

 

この第2章は何度も繰り返し聞きました。

 

なりたい人物に相応しい習慣を

身につける方法が

この本には書いてあるのです!

 

聞くだけだと、記憶に残りにくいのは

事実ですが、

その分、何度も聞いて定着させていきます。

 

audibleはラインナップも増えてきて、

選ぶのも楽しいですよ〜。

 

伝記:WhoHQ「チンギス・カン」読了/草原を駆け抜けたい!

こんにちは。

 

いつもより時間がかかりましたが

WhoHQのチンギス・カン

読み終わりましたー。

 

時間がかかった理由は

・単語が難しい

・日本語を調べるとつい調べた先を

読んでしまう

の2点。

 

世界史の一大イベントの割に

知らないことが多くて

調べ物込みで面白かったです。

 

唯一、イラストが好みじゃないのが、困った。。

 

裏切られても、騙されても

信じる仲間はいるとばかりに

家族や仲間に背中を預けて

先陣を切って進む

チンギス・カンの姿は

いや〜かっこよかったです。

 

草原を走りたいですね。馬で。

 

チンギス・カンのお墓は

まだ見つかってないんですね。

当時の様子を書いた文書も

もう原書では残ってないそうです。

残念なような、伝説らしいような。

 

ナショナルジオグラフィック

こんな番組がありました。

 

チンギス・ハーンの墓を求めて

https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1204

 

ロシアによって近づけないように

されていた、チンギス・カン

お墓とされる地をついに現地調査する!

というお話です。

 

じっくりみてみたいですね。

英語の勉強にもなるかしら??

 

次は現代の人に戻る予定です。

翻訳待てない。英語の本を読みたい!/Golden Khan

こんにちは。

 

引き続き、WhoHQの

チンギス・ハーンです。

 

チンギスは強いとか恐れを知らない

という意味で(諸説あり)、

音は「チンギス」が近い。

「ジンギス」とは違うそうなんですが、

なぜ英語圏でその音が

広まったのかは書いてない、、残念。

ヨーロッパに伝わる時の

音の違いってことでいいのかな。

 

日本は「ジンギスカン」で

一つの料理名なので余計ややこしいですね。

 

当時の戦いの様子や

チンギス・ハーンが法律

(というか統率のための決まり)を

作っていく様子は

世界史の授業で詳しく取り上げない

ところなので、「へー」と

驚きながら読んでます。

 

周辺諸国とのつながりの

話も増えてくる中で

登場したのが「Golden Khan」。

女真族の「金」王朝だと

思うのですが、

なんで「Khan」??

 

探しながらネットサーフィンしていくと

そのままの本を発見!

 

The Golden  Khan by A.H.WANG

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台湾生まれ、オーストラリア育ちの

女性の作家さんの本でした。

表紙のモンゴル文字がいい☆

 

出版が2020年12月だから

翻訳されるとしてもまだまだ先ですよね。

 

しかも、なんとKindle unlimited に

入ってるんですよ!

読みたい。。

 

また一つ、英語を学ぶモチベーションが

うまれました。

 

伝記:単語は難しめ、でもエキサイティング!/チンギス・カン

こんにちは。

 

引き続き、WhoHQ「チンギス・カン」です。

 

11世紀のモンゴル事情なので

単語は難しいですが、

loot(戦利品)、 raid (襲撃)、

summom (召喚)などなど

なかなかに血生臭くて面白いです。

 

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地図がないのと、“For years..” が続いて

いまいち大局観が感じられないのが

残念なので、、

「ハーン-草と鉄と羊-」by瀬下猛より

チンギス・ハン(テムジン)が

成り上がる頃の地図を拝借。

 

さらに西はバラバラなので

一気に駆け抜ける

チンギス・ハンはやっぱり

壮大な物語ですね。

 

ようやく自分の部族が大きくなり始めた

Chapter 5、ワクワクしながら

読んでいきますよー。

チンギス・カンのビジョンとは

なんだったんでしょうか??

英語学習:やる気が出ない時の「写経」

こんにちは。

 

「英語の教科書を書き写せ」と

中学時代、散々言われて

散々怠けてきました。。

 

だって、効果がわからない。

マイクとケンの会話、つまらない。

 

当時の自分に教えてあげたい。

自分の好きな本とか歌詞とか

いいんだよ!と。

 

覚えたくなる英語の文章なら

もっと力になったのに。

 

ということで、今、英語学習としての

「写経」を実践中です。

 

きっかけは、英語日記を書こう!と

気持ちが上がらない時、

とりあえず英語を書き始めるため、

という後ろ向きな(?)理由でした。

 

 

題材は速読用の教材が多いのですが

おすすめは、

English Central のメッセージ性の

強い動画のスクリプト

テンション上がります。

ナレーターや登場人物になったつもりで

書くと前向きになれておすすめです。

 

効果があるのかないのか

いつ現れるかは

不明ですが

英語学習を写経から始めると

勢いがついていいな、と。

 

勉強を始めるまでちょっと

時間がかかるなーというときは

試してみてください。