文字数制限が生む「美」術/たとえる技術
こんにちは。
昔、紙の雑誌の制作をしてました。
ネット媒体だと文字数は
かなり自由ですが
紙媒体は決まった文字数内に
収める決まりがありました。
ネットではダラダラ書けてしまう
場合によっては
文字を埋めるために、
内容を薄めて繰り返さないといけない、
なんてことも。
そんなネットの記事を見ると、
文字数制限があったから
削り落とした情報が出てきたなーと
思い出したりします。
なかでも文字が少ないのが
キャプション
(写真の下につけるテキスト)です。
2段でデザインが決まっていると
1段では終われない。
ちょうどいい具合に埋めるのが
腕の見せ所です。
そこで生まれたらしいのが
この本。
『たとえる技術』 by せきしろ
日めくりカレンダーのように
毎日眺めたい内容です。
感情を細分化して
それを共有できる形で
表現する。
この本面白い、は
なんでも当てはまるけど、
枕の下において寝たい本、と
明日、同僚にすすめたい本、と
海外旅行に連れて行きたい本、は
ちょっとづつ違う。
たとえを探すと
自分の理解にもつながるし、
バシッとストライクが決まったように
いい例えが見つかると
気持ちいいですよね〜。