継続は広がりなり/カナダ金貨の謎
こんにちは。
発売されてずーっと読みたくて
ワクワクしながら積読していた
ミステリー。
期待は裏切られなかった。
カナダ金貨の謎 by 有栖川有栖
中編2本と短編3本が収録されていますが
火村先生と有栖川コンビのシリーズ
24年目にして、
初めて明かされる二人の
出会いのシーン☆
が一番の見どころです!
(「あるトリックの蹉跌」)
大学生の頃から授業そっちのけで
ミステリーを書く有栖の姿は
作者の有栖川さんがモデルなんでしょうね〜。
描き続けていることが
すごいし、
描き続けると
架空の世界がここまで広がるんだと
ため息が出ます。
特に関西が舞台のことが多いので
大阪に住み始めて
余計に身近に楽しめるように
なったのが嬉しい!
まだ読んだことない方は
シリーズ1冊目の「46番目の密室」
からどうぞ。
順番に読むのがいいと思いますが、
次のおすすめは
「ダリの繭」、「鍵の掛かった男」です。
国名シリーズは
「ロシア紅茶の謎」収録の
「ルーンの導き」がおすすめです。
短編はパッとその世界に入って
パッと帰ってこれるのがいいですよね。
どっぷり浸かって
帰って来れなくなる
物語もありますから。