本棚の前が定位置

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WHO HQ:エカテリーナ2世にアルスラーン戦記を勧めたい

こんにちは。

 

WHO HQシリーズ、

お次はエカテリーナ2世

(Who was Catherine the Great?)

 

かの「ボリショイ劇場」を作った

女帝を選びました。

ボリショイでは、プティパ& チャイコフスキー

3大バレエが生まれたんですよ〜。一度は行きたい!

 

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Pam Pollack and Meg Belviso 作

Dede Putra イラスト

 

王政時代のストーリーは

やっぱり壮大ですね。

結末を知っているのに、ドキドキします。

クーデターのあたりとか

出産を隠しながら、計画を立てたことが

歴史に残ってるのは

この人ぐらいなのでは。

大きいお腹で計画立てて

出産後すぐにクーデターって、

高校生で世界史習った時には

全くわからなかった苦労を感じるのは

母になった今だからこそ。

 

さて、いわゆる啓蒙君主の

エカテリーナ女王。

 

本当は農奴を解放したいけど、

最新の政治をしたいけど、

貴族が〜!(怒)となっている

彼女に『アルスラーン戦記』を

読んでもらいたい。

 

アルスラーン戦記 by 田中芳樹

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こちらはマンガ版3巻。

荒川 弘さんの絵が好きなのです。

表紙はもちろん、ナルサス

 

ナルサス奴隷解放体験者ですからね!

良かれと思って

解放した後、どんな苦労をしたか

その苦労を聞いて

アルスラーンがどれほど

「どうしたらいいのか」を

悩んだか、

読んだ感想を聞いてみたいですね〜。

 

意外と現実路線で

近代化したロシアが生まれていたかも。

女子教育をしたり

国民全体の教育の重要性を

感じていた彼女なら、もしかして。

 

トルコとの戦争に勝って、

イケイケどんどんの時期から

晩年にかけて

どう描かれていくのか

ワクワクします〜