小説:パーカー・パイン氏と喪黒福造氏
こんにちは。
ポワロより
ホームズが好きです。
でも、もちろん
クリスティに
ハマった時期がありますので
初めて読んだときの
(たぶん小学生)
ドキドキは表紙を
見ただけで思い出せるし
オリエンタル急行は
音を聞いただけで
にやけます。
そして、
わたしにとっての
クリスティーといえば
大きく息を吸って
パーカー・パイン!
なのです。
でも
あんまり大声で言えなかった。
マイナーすぎて。
誰?って聞かれちゃう。
どんなトリック?って
聞かれると困る。
「あなたは幸せ? でないならパーカー・パイン氏にご相談を」
という広告に惹かれてくる
様々な依頼人を
幸せにしてあげる短編。
まぁ、確かにミステリー
じゃないもんね。。
と思っていたところ、
ミステリマガジン11月号
「アガサ・クリスティー」特集で
一番初めに掲載されてる(再掲)!
こんなに、嬉しいことはない。
久しぶりの出会いに
一気読みして
ふと。
これって
「笑ゥせぇるすまん」?
ココロのスキマ、お埋めします
がキーフレーズで、
幸せじゃない人が
依頼人で
解決する方法も
詐欺っぽいw
パイン氏はちゃんと
依頼人を幸せにしますけどね。
有料だし。
物理的なトリックより
難しそうな
心理戦。
パイン氏の
お話が
14編しかないなんて。
希少価値ですね。
ミステリマガジン11月号、
パイン氏以外も
堪能します。