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新書:子供に英語は悩ましい...

こんにちは。

 

ついに小学校で

英語が教科として採用され、

どうなるのかな〜と

私は不安と興味が

かなり入り混じっていますが、

皆さんはいかがでしょうか?

 

うちの子が通う

学校では、

各学年、クラスに数人は

フィリピン出身の

先生と英語で

コミュニケーションが取れる子がいて、

学校に数人いる

親御さんが英語ネイティブの子は

授業中、「先生としゃべりすぎ」

と他の子が苦笑している、、

という状況です。

 

今回はそんな学校の

英語教育に関する論点を

まとめた新書です。

 

子供の英語にどう向き合うか by 鳥飼久美子

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作者の鳥飼さんは

英語通訳の第一人者で

言語が好きな者として

すごく尊敬している方です。

(「同時通訳」の難しさ、

凄まじさは

もうため息連続の世界です)

 

その鳥飼さんが

「どう向き合ったらいいか」を

示してくれるのなら

読まなくては!

と手に取りました。

 

内容で衝撃的だったのは

明治時代に

日本は一度、初等教育

英語を必修科目として

取り入れて、

弊害の多さから

取りやめてるんですね。

 

そして、その弊害は

現代では解決済み!とかは

全然なくて

むしろずーっと日本人は

同じなのね..という

残念感。

 

こうした外国語と日本の

関わりの歴史も踏まえて

結論は、

この帯の通り

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になるのですが、、

不安をあおる必要は

ないのですが、

これだと、

「英語教育は

学校任せで

大丈夫!」という

メッセージのようで、

ちょっと。。

 

内容を読むと

鳥飼さんがずっと

警鐘を鳴らされてる通り

今の英語教育、

さらには小学生教育は

かなり危うい、と

感じる方が正しそう。

 

この本で問題点や

取り組めそうなことを

親が把握して

焦りすぎず、

長期戦で

英語に取り組もう!

というエールだと

受け取っています。

 

子供が「英語を学びたい」と

強い動機が持てるように、

動機が生まれたときに

少しでも楽に

英語に取り組めるように

頑張ります。