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翻訳業界の成長は国力アップにもつながる!

こんにちは。

翻訳者さんをはじめ
翻訳に関わる方がたくさん
リツイートされている
こちらの記事。

プロ翻訳者の給与、低すぎ!間違いだらけの多言語サイトで危ぶまれる翻訳の未来 | 消費インサイド | ダイヤモンド・オンライン

ダイヤモンドのような
一般の有名な媒体が
取り上げるということは
注目があつまるのか⁉︎と
期待を膨らませてみたり。

翻訳のニュースは大抵
誤訳関連ですもんねぇ。

とはいえ、今回の記事も
別にポジティブではないですね。

「危ぶまれる翻訳の未来」って
危ぶまれるのは日本の未来じゃないかと
考えてみたり。

だって、
正しく伝えないといけないことが
間違って伝わることだらけだったら
日本人が海外に向けて
情報を発信できないじゃないですか。
実力のある産業分野の翻訳者さんが
いなくなったら
機械翻訳だけになったら
市場が小さくなる未来が見えてる
日本でどうやって売り上げを
上げていくんでしょう?

では、

どうやったら実力のある翻訳者さんが
増えるのか。
単価が上がるのが一番ですよね。
稼げる職業になって
どんどん新規参入者も増えて、
またいい翻訳が増えて
海外と日本が伝えたい情報同士で
結びついていく、というのを
目指すべきですよ。

年収の話の流れでひとつ。
以前、翻訳白書2021の話題で
翻訳者さんの平均年収の
ピークが300〜400万くらいだった
という話題が出てたんですよ。

ちょうど翻訳学習詐欺が流行ってた時期で
TOEIC 500でも翻訳なら
年収1000万は可能!
みたいなとんでも商法があって、
ね、そんなことないですよ?
翻訳で稼ぐのは大変なんですよ、
みたいなストーリーだったんですが

いやいやいや、、と。
年収上げるように業界全体で
働きかけようよ、と。
年収をあげるのは
簡単なことではないですが
翻訳者さんたち高い技術がなくなったら
日本の市場はもっと
小さくなっちゃいますよ。

昔は和訳って高かったらしいんですが
(日本が重要な市場だったから)
もはや昔話。

だったら、国内で策を講じないと。

甘い理想論だなと分かってはいるんですが、
翻訳という情報処理は
すごい技術なのだから、
それに見合った市場にしたいなと
業界のカタスミで叫んでみました。