本棚の前が定位置

毎日何か読んでます。次どの本読もうかな〜という幸せな悩みの手助けができれば

ミイラの作り方も英語で学べる/Who Was King Tut?

こんにちは。

Who wasシリーズで先日、
孔子を選んで撃沈(歯が立たない(涙)/Who was Confucius ? - 本棚の前が定位置)したので、
古い時代に再挑戦!ということで、
今回はこちら。

ツタンカーメンです。

冒頭、2005年カルフォルニア
ツタンカーメンフィーバーから
話が始まりますが、
どうやらその熱は日本にもきたようで、
2013年、大阪のツタンカーメン展
会期が予定より約1か月延長され、
来場者数93万3130人を記録したそうです。
(その後の東京開催はかる〜く100万人を突破してます)

どうしてそこまで世界中の人を惹きつけるのか。

という疑問がこの本を読むとわかってきます。

ツタンカーメンの紹介だけではない、
というよりツタンカーメンのことは
あんまり分かってないんですよね。。
19歳で終わったと言われる
彼の生涯を追いながら、
古代エジプトの生活や風習、信仰を
追体験できます。

「きっとツタンカーメン
子供の頃はこうやって
暮らしていたのでしょう」と
ストーリー仕立てになっていて
読みやすかったです。

ミイラの作り方も挿絵入りで説明されていて
面白かった〜!

ハワード・カーターの
お墓の発見に最後の2章が割かれています。
紀元前から19世紀の発見まで、
スムーズに話を進める展開も
お見事だと思いました。

個人的には
ミイラを「怖いもの」ではなく
古代エジプトの人たちの「願い」なのだと
伝えたい、という
作者の想いが伝わってきたのも
よかったです。

孔子」と違って、
しっかり楽しめたので、
固有名詞が読めるかどうかは
大事だなと再確認。

次の本でも、このまま
古代を楽しもうかと思います。