伝記:ジュディ・ブルーム/読みたいものを書く
こんにちは。
引き続き、アメリカの作家
ジョディ・ブルームさんの
伝記です。
ベストセラー作家に
なった後も、
意欲的に本を書き続ける彼女。
引き続き、題材は身近だけど
タブー扱いされていること。
離婚やいじめ、こどものいたずら。
一番驚いたのは
ティーン向けのハッピーエンドの
ラブストーリー小説家が
それまでなかった事実。
ジョディの娘さんが
読みたい、と話したところから
着想を得て書かれた物語は、
カップルに波瀾万丈はなくて
別れずに終わり。
1970年代はこの手のお話が
なっかったそうで。
今では信じられないです。
1972年に書かれた本はこちら
『Forever』です。
こうして、身近だけど書かれない
お話しを物語にして
世に出し続けるジョディ。
第7章では、そのタブーを
正面から扱うことが、ついに問題に...
「Banned Books」
って何があった?!
タブーをぶっ壊せ!とかではなく
自分が読みたいものを書く、
自分の子供が読みたい話を書く、という
温かな情熱が支持を集める理由かな。