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伝記:サカガウィア/一人の人として扱われること

こんにちは。

 

サカガウィア、やっと

発見隊との旅が終わります。

 

終盤も相変わらず、

食べ物がなくて

貴重な馬を食べてしのいだり

ノミにそうとう悩まされたり。

 

最後は海で鯨が見れてよかったですね。

 

途中、キャプテン・クラークの

日記には

彼女がいたからこの旅は(平和に)続けられた、

彼女のおかげで我々は飢えなかった、

と称賛の言葉がたくさん出てきます。

 

サカガウィア自身の言葉はないのですが

きっと感謝されて

頼りにされる旅に

彼女自身も隊の一員としての

役割を感じていたのかなと。

 

これはクラークのキャプテンとしての

資質もあったのですね。

 

読む前は、

女性をしかも赤ん坊連れで

勝手に連れ出して、

最終的には開拓と称して

彼女たちの土地を

自分たちのものにするのに、

硬貨にするほど祭り上げたことに

違和感があったのですが、

大冒険を一緒に乗り切った

彼女への感謝の気持ちは

大きいのだなと伝わってきました。