本棚の前が定位置

毎日何か読んでます。次どの本読もうかな〜という幸せな悩みの手助けができれば

歌集:子育て応援団

こんにちは。

 

「子育ては壮大なプロジェクト」

というフレーズに

思わず納得しつつ

日常は目先のことで

精一杯です。

 

13時になったら

勉強すると

計画を立てた子供に

「もう時間すぎたよ」と

声をかけるか

自分で気づくのを待つべきか。

「お母さんきてー」

にどこまで応えるか。

 

あーやっちゃったなーと、

もう少し上手にお母さん

やれたらなーと

反省する日がいっぱいです。

 

そんな時、

偉大な育児書ももちろん

大事ですが

今日は「応援団」のご紹介。

「がんばれ!がんばれ!」の

応援じゃなくて

「わかるよ、わかる。

頑張ろうね」の方です。

 

私はずーっと

リビングに置いて

ふとした時に読んで

「そうだ、子育ては

いいものだった」と

気持ちを軽くしてもらっています。

 

生まれてバンザイ by 俵万智

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詩人の俵万智さんが

お母さんになって

息子さんの育児をしながら

読んだ短歌が掲載されています。

 

同じく俵さんの

「かーかん、はあい」という

子供と本にまつわる

エッセイ集を図書館で借りて

すごく共感できたので

買おうと思ったら、絶版。。

ということで、

同じ短歌が掲載されている

こちらを購入しました。

 

エッセイはなくて

詩のみの掲載ですが、

パッと開いて読むと

肩の力がふっと抜けて、

子供らがもっと

小さかった時のことを

思い出し、

あぁ、同じことを

思う人がちゃんといるんだな

と安心できる。

そんな本です。

 

短歌というと

解釈が難しいかなと

敷居が高いイメージだったのですが、

切り取られた

瞬間の中に

濃い感情が詰め込まれていて

一瞬で情景が浮かぶのは

何度読んでも、感動です。

 

すぎてしまう時間を

少しでも大事に過ごしましょう。