本棚の前が定位置

毎日何か読んでます。次どの本読もうかな〜という幸せな悩みの手助けができれば

マンガ:トルコのイメージが悪い人いませんか?

こんにちは。

 

今日は2年ぶりに新刊が出た

「新・トルコで私も考えた 2020」by高橋由佳利

を読み終えました。

 

1巻(1996年刊)からずーっと読んでいますが、当初トルコの旅行記だったものが、トルコ人と結婚されてトルコ滞在記になり、日本に帰国されて旦那さんとの生活&子育て記録になり、トルコ料理のお店の繁盛記もあり、今に至るわけです。

 

日本での生活もそれはそれで面白かったのですが、やっぱり読みたいのはトルコのこと!ということで、今回は今のトルコが満載で幸せでした。

相変わらずお料理の描写が詳細で、お腹空きます。ご注意ください。

 

その昔、この本を手にとったきっかけは明確で、高校時代、トルコ愛溢れる担任教師の留学時代の話を散々聞かされ、どんな国かなとずっと思っていたんですね。

でもオスマントルコ時代の話はともかく現代の旅行記はなかなかなくて、いい本を見つけたなーと思ってから、幾星霜。

1巻を読み返しても、古臭いなーとはならないのは、表面的な観光ガイドにとどまらない、トルコの「人」の文化を描いているからですかね。

トルコのいいところも、日本人にはビックリなところも含めて、描写に作家さんの愛情を感じます。

 

トルコってちょっと怖そうだなとマイナスのイメージを持っている人にこそ、読んでいただきたい。暖かい読後感のエッセイ漫画です。