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マンガ:在宅医療と親との関係

こんにちは。

 

昨日購入して、5巻一気読みしたマンガ。

会社でお昼食べながら泣きそうになったり、、

でも読後感は雨上がりの虹みたいでした。

 

おうちで死にたい〜自然で穏やかな最後の日々〜 広田奈都美

 

現役ナースが描く、在宅医療の現実。と説明に書いてある通り、最期を自宅で看取る(看取られる)人々を訪問看護の視点から書いたオムニバスストーリーです。

 

以前、「上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?」を読んで以来、最期をどこで迎えるかをぼんやり考えていたのですが、、

まだ30代。親すら看取っていないので(親も元気)、死を考えることへの怖さもあってなかなか手に取れなかったんです。

 

でも、いざ読んでみると、家で最後を迎えるかどうかはともかく。

「死」も営みの一部だと思えられて、視野が広がったような気になりました。

あと、親との関係が当然たくさん出てくるんですが、色々な形があっていいんだなーと。

自分に覚悟が有れば(これが大事なんですね。周りは責任とってくれない。自分に言い訳しない)、どの選択肢も選べるんだなと。

重いテーマなのに、顔をあげよう!って気にさせてくれるありがたい内容でした。

作者さんの愛が入ってるんですね。

 

同じ作者さんの「ナースのチカラ」も早く読みたいです!