本棚の前が定位置

毎日何か読んでます。次どの本読もうかな〜という幸せな悩みの手助けができれば

バレエはダンサーだけじゃない!/バレエで世界に挑んだ男

こんにちは。

WhoHQ でマリア・トールチーフを

読んだら、

バレエを見たくてたまらなくなりました。

 

2020年はバレエ公演が

たくさん中止になって

残念な思いもしましたが、

その分、オンライン配信があって

海外のバレエ団の

舞台や練習風景が見れて

よかった面もありました。

 

でも、生の舞台で見るバレエは

オンラインでは伝わらない

魅力がありますよね。

ミュージカルや舞台演劇も同じです。

 

バレエはバレリーナだけで

作られているわけではない、という

ことを考えさせられました。

 

バレエをもっと総合的に知るなら

この本がおすすめです。

 

バレエで世界に挑んだ男 桜沢エリカ

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全然知らなかったのですが、

作者の桜沢さんはバレエオタクだそうで、

バレエに対する愛情が溢れてます。

 

バレエマンガというと線が細い

絵柄が多い印象で

「妖精」っぽいのですが、

対照的に人間らしくて

だからこそ動きが

すごくきれいに描かれていて

現代バレエにはぴったりでした。

ボレロは圧巻です。

 

主人公はバレリーナではなく

日本でバレエ団を主催し

世界に名だたるバレエ団に育て上げた

佐々木忠次

 

バレエはヨーロッパ、

白人の芸術と思われていた時代に

どれだけの苦労があったか。

 

トールチーフもパリ公演で

「Red Skin」のバレリーナ

呼ばれて、悔しい思いをした

描写があったのを

思い出しました。

 

クラシックも、コンテンポラリーも

日本で楽しめるようになったのは

本当にありがたいですね。

 

バレエはバレリーナだけ、と

思っている方にこそ

このすごい舞台芸術にかける

情熱に触れて欲しいです。

 

 

WhoHQシリーズで物語を読むならこれ:マリア・トールチーフ

こんにちは。

 

WhoHQシリーズのMaria Tallchief

読み終わりました。

 

挿絵もいい感じで、

ノンフィクションなのに

フィクションっぽい。

 

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理由は、心理描写と情景描写が

多いからですね。

 

ネイティブアメリカンの昔話と

絡めたストーリー展開もあって

単語は難しめだったのですが

グッと内容に入り込めました。

 

バランシンやニジンスカの

物語もこの作家さんで読んでみたいです。

現代だと、マシュー・ボーン

面白そう!

 

バレエに少しでも興味があれば、

バレエの動きの英語表現もわかる、

おすすめの1冊です。

ヨーロッパじゃないバレエ/マリア・トールチーフ(WhoHQ)

こんにちは。

 

私の死ぬまでに叶えたいことリストに

「ロイヤルバレエ」を

コヴェントガーデンで観る!というのが

あります。

 

ロンドンに行ったら、シャーロックホームズツアーにも

ドラマ「Sherlock」のツアーにも、、というのは置いておいて。

 

コロナ禍で、いけないとなると余計に

バレエ鑑賞熱が高まっているので、

今回のWhoHQはバレリーナ

なんとネイティブアメリカン

バレリーナです。

 

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作:Catherin Gourley、イラスト:Val Paul Taylor

 

絵は、以前読んだScagawae(伝記:サカガウィア/コインに描かれた女性 - 本棚の前が定位置)と

同じイラストレーターさんです。

WhoHQは濃ゆい絵が多い中、

淡いタッチが好きなんですよねー。

 

白人が先住民を買ってき決めた

居住地に追い込んで

農業をさせようとしたけど

作物は育たない。

と思ったら、

居住地の地下から

石油が取れることが分かって...?

という導入部分からはじまります。

(第1章)

 

いわゆるバレリーナのお話

っぽくないですね。

 

あのバランシンのミューズになるまで

そのあとと、どう話が展開していくのか

楽しみです。

 

 

 

 

もやもや解決の糸口が見つかる/私がオバさんになったよ

こんにちは。

 

偶然、本屋さんで見つけたとか

電子書籍のセール中だったとか

すごく探してたわけではないのに

出会う本ってありますよね。

 

今回、私が出会ったのは

ジェーン・スーさんの

『私がオバさんになったよ』です。

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表紙の人たちとの対談集ですが

テーマに一貫性はありません。

ラジオトークのように

ゲストに合わせて話が進んでいきます。

 

歳をとること、

女性がキャリアを積むこと、

子供を持つこと、

それぞれの立場で考えが

述べられるだけで、

あとは考えてね、とバッサリ終わり。

 

でも、冷たくなくて

どの考えもありなんだな。

だから、自分で考えて答えを出さないとなー

と前向きに考えさせてくれます。

 

例えば、私はこの本で、女性差別

男性側の負荷も含めた

社会構造の課題。

という新しい気づきを得ました。

それはそれで、問題があることが

分かっただけで

解決策があるわけでもなく

また自分で(たまに)考えるわけです。

 

自分の頭の中にある

モヤモヤが課題として

浮き上がってくるのを

手伝ってくれる本でした。

 

ジェーン・スーさんの本を

もっと読んでみようと思います。

ヒリヒリした芸術/アンディ・ウォーホル読了

こんにちは。

 

Who HQシリーズの

Andy Warholアンディ・ウォーホル

読み終わりました。

 

すごいセレブなのに

承認されて、賞賛されたくて仕方がない!

というイメージで書かれてました。

 

才能は確かにあって、

世間からも認められているけど、

現状には満足できない。

 

20代とかの若さと一緒に表現される

ヒリヒリ感が

58歳で亡くなるまで

ずーっとあった人なんだな、と。

 

どう見ても成功を収めた人だけど

突然訪れた死の時に

何を思ったんだろうと

考えずにはいられない終わり方で

伝記なのに余韻が重い本でした。

 

同じアメリカで、広告業界というくくりで

ロックウェルと似てると

勝手に思ってましたが

正反対と言ってもいいくらい。

 

ジェットコースターそのものも

人生を体験しました。

 

この本は一気に読むのをおすすめします。

 

 

単語を覚えるなら、英語日記を書こう

こんにちは。

年始に思い立って、英語日記を始めたのですが、

他の勉強に比べて、続けやすい!

 

毎朝の手帳時間と組み合わせて、

「一行でいいから書く!」と決めたら

すんなり続くものですね。

 

一番の効果は単語力。

意外、、なのは私だけでしょうか。

 

自己啓発本、クロール(珍しく水泳に行ったのです)、

「しかたない」などなど、

自分が使う言葉を英語の文章の中でどう使うのかが

わかる感覚は楽しいです。

 

ネットで検索しても、ぴったりの例文が見つからないもので、

こねくり回して考えるのが大事ですね。

 

さらに、添削サービスを使っているので、

ネイティブの方にリライトしてもらえて、

英語っぽい表現も覚えられて、あら、お得。

 

ちなみに、添削はフルールフルイングリッシュという

サービスをずっと使っています。

www.fruitfulenglish.com

 

普段、使わない単語は、

教科書を読んでも身につかないんですよ。

使い道がないから。

 

もちろん、自分の手の届く範囲以外の単語がおろそかになるので

絶対ではないですが、

単語を覚えるハードルは確実に低いです。

 

そして、1回覚えた単語は、大抵数日中に使う機会が出てきます。

同じ人間なので、日々書くことは

そんなに変わらないんですね(苦笑)

 

英語日記、もっと習慣化できるように

ボキャブラリーを増やしていきます!

 

外国語学習は人付き合いと似てる

こんにちは。

 

語学の学習をしていると

日本語について知ることがよくあります。

 

例えば、日本語は序数詞がない、

ということを

英語の序数詞を知って初めて気付きました。

(序数詞は、英語で

first, second, third..と続くもので、

日本語では「第一、第二」や

「1番目、2番目」などと、

数字の前後に別の漢数詞や

助数詞をつけて表現します)

ヨーロッパの他の言語も

序数詞ありますね。

 

これは他を知らないと

自分の特徴に気づけないとの

同じです。

 

自分ばかりを眺めていても

自分で気づけることは限界があって、

他と比較して気づく点が

また自分らしさなのかなと。

 

比較というと優劣を考えてしまいがち

だったのですが

言語で考えると

どっちがいいとか悪いとかは

もちろんなくて、

自分の特徴を理解するには

他の存在も必要だと改めて

気づいたわけです。

 

そう思うと、人付き合いも

付き合いが広い人は

自分のいろんな面を知っているという

ことになりますよね。

 

自分探しに旅に出るのも

そのせいですね。

 

人に会わない方が、

人と深く知り合わない方が、

楽だなーと思うことも

たくさんありますが

他人を知って、自分を知るのも

やっぱり面白いですね。

 

英語の学習も日本語の違いを

面白がりながら続けます。